ちょ、ちょっと待って。 整理させてくれ。

青寒天は、白創が好きで。
でも無理矢理引きはがされて。
自分の心の拠り所を奪われて。 周りからも、自らの持つ力からも存在を拒絶されて。
だから彼は、残された希望に必死に助けを求め続けてた。
きっと、彼だけは自分を受け入れてくれる、と。
でも、再び白創に会えた時、
彼は、青寒天の事を忘れていて。
…彼は …真に孤独になった。

彼は、知っていた。
自分がする事で、彼をどんなに傷つけてしまうかを。
それでもよかった。
彼が、己の存在を刻みつけてさえくれれば。
記憶なぞ戻らなくてもいい、
ただ、自分が彼を支配すれば…
自分の思う通りに動いてくれれば…
操り人形になっても
例えそれが彼の本心でないとわかっていても
それでよかった。

でも…
― やめてくれ ―
お前が必死に
― 壊さないで、くれ ―
庇うものだから

壊したくなった。
お前が、俺以外のものを
大事にするのが 許せなくて。
ソコニイルノハ オレノハズダッタノニ

だから。

破「…おいっ、聞いてんのかよ!」
青「…ん? 何か言ってたか?」
破「だーかーら、 なんであんな事しでかしたかって…」
青「……。」
 「…俺にも …よくわからないんだ。」
破「……」
青「時の流れってのは皮肉なもんでさ。 知らない間にアイツには居場所も、するべき事も、そして何より、アイツが大事に思うものもできてて… 俺だけが、ただあの空間に取り残されてたんだな。」
青「… アイツには… 俺はもう…」
破「馬鹿かおめぇ。」
青「…?」
破「本当に兄貴がお前を必要としてないんだったら、なんで俺が存るんだ?」
青「……」
破「俺はずっと不思議でしょうがなかったんだ。 あんな良心のカタマリみてーな奴から、どーして俺ができたかったのが。」
 「そうとしか考えられねぇんだよ。 兄貴は、俺の器にてめぇを重ねてた。内なる衝動、自分を壊してくれる存在を。」
青「…。」
破「惜しかったな、あともう少し兄貴を見つけるのがはやけりゃ、俺はいなかったかもしれねーのn…?!」
青「ほほう、それは俺への慰めととってもよろしいのかな白破くん。」
破「ばっ…! 誰がテメーなんかを…って、こら離せって…!」


おっとっと… あぶないあぶない^q^ 話がすっかり逸れてしまったぞいwww
うーん… どうだったのかなぁ。
やっぱり独占欲の強さかなー。 「俺はお前の事こんなに想ってるんだからお前も同じくらい俺を想うべきだ」みたいな…
でも今は一緒にいられりゃそれでいいみたいになってるっていうか。
きっと、彼が自分を(少なからず)認めてくれた事で余裕ができたんですね、彼にも。 うん。

なんか、そう思うとさー、
その方法がどうであれ人の印象に残ったもん勝ちな気はするけどww
「めっちゃ嫌われたけど、俺の事覚えてもらえた!」 みたいな。
それはそれで寂しい気もするが… ねぇ。^^;