蝙蝠イ/ン/フ/ルの話。

とある街に吸/血/鬼一族(一族といっても血縁関係があるわけじゃなくて、主人とその家来…家来でもないな。なんか主人のカリスマ性に魅せられて付いてきちゃった狂信者っぽいの? まぁ、忠誠心があるわけじゃない単なる居候だけど)が暮してて。
そりゃもう、フツーに生活して馴染んでて。 街の人たちと共存してて。(町人は彼らが吸/血/鬼だって事実を知らない)
んで、吸/血/鬼の主人の家庭は、パパと息子と、その息子の取り巻き二人(後に誰かの傀儡(式/神みたいなの)という事が判明)がいて。 うん、最初は取り巻きと息子で3Ρしてた。(^ω^;)
容姿もメモっておくか。 えー…パパがキンパのウェービーでお髭生えた恰幅のいいナイスミドル、息子はうっすいキンパ、ちょっとひ弱そうなオルバで、取り巻き♀がドリルのいかにもって感じの気の強そうなおぜうさまで、♂が、ギンパ(白…かな?)の、ふわっとした髪質で中世っぽく後ろしばってる兄貴って感じ。
街でなんかやろうと計画をたてて出かけるんだけど、なぜか息子が放心状態で(3Ρのせいではないw)大理/石でできたドでかい門?の手前で座りこんじゃうわけ。 パパは呆れて先にいっちゃう。
そのうち気分が良くなったのか、息子はパパを追いかけようとして、街をフラフラしてる家来もどきに声をかけようと思うんだけど、なんか様子がおかしい。 なんか急に倒れこんだりとか激しく嘔吐したりとかしてる。(俺、嘔吐シーンは超絶トラウマなのに…)
え、なんかやばくね?って思った息子は慌ててパパを探しに行くわけ。でもやっぱり自分も調子が悪いからもうフラッフラでデパート内に入るわけ。
デパート内では子供がかくれんぼしたり追いかけっこしたりしていた。 何を血迷ったか息子は子供達に尋ねる。「君ら、この辺で蝙蝠を見かけなかったかい?」
知らねーと首を振る子供たち。 ふと彼らの後ろの商品棚(カゴ?)に目をやると真っ黒な蝙蝠傘が傘束に混じってバタバタ動いていた。 子供たちも気づいたらしく、「何あの傘超おもしれぇwwww欲しいwwww」とか喚いてる。
蝙蝠傘=パパと脊椎反射的にわかった息子は慌ててその傘をひんつかみ、子供達の追撃から逃げ出す。 もちろん、フラッフラでw
デパートのモールを走り抜け、階段の隙間を滑空し、闇雲にすすんだ後目の前に現れた扉の中に逃げ込む。
…見たところ、デパートの中庭?(食事できそうなテーブルとかイスとか置かれたとこ)のようだが。
もはや限界寸前な息子はそのまま意識を失ってしまう。 寛いでた人たちが彼の周りに集まる。 と、その中にメガネをかけた、茶髪で短髪の、ちょっと神経質そうな怪しげな人が彼をじっとみている。
そのうち、子供達が追いついてきて、やれ盗人だの傘を返せだの喚き始める。 彼らを「この人は重い病気にかかってるんだよ、だから近付いたら危ない」とたしなめる怪しい人。
そのうち警備員もやってきて事情を聴き始める。救急車を呼んだ方がいいのではとささめきあう野次馬達をみて、怪しい人は子供達が諦めて帰るのを確認してから、普通の病院では駄目だと首を振った。
「あんた医者なのか?」「それならあんたが治療してやれよ」という野次馬を割って、警備員が彼を見て「あ、あなたはまさか…あの有名な…悪魔/祓い/師?!」と茶々を入れる。 ぎょっとする一同。
(え、なんだ医者じゃないの?!)と思った一部を後目に、彼はこう続ける。「実は…この方は人ではない、吸/血/鬼なのです。」 響き渡る悲鳴。彼はそのまま、弱っているのはチャンスだから、処理はこちらに任せて欲しいといって息子を連れていこうとします。 その時、傘が震えてパパン登場。 息子に手を出すなと言わんばかりに黒魔術をとばそうとするが、祓い/師にあっさりと封じられ(もちろん弱ってるせいw)逆に息子共々縛りあげられてしまう。 しかしそこは腐ってもパパン、なんとか封じを解こうと抵抗します。そんな彼に祓い師が耳打ちをします「大丈夫、悪いようには致しません…」パパンがその言葉の真意を考えて怯んだすきに祓い師はパパンの口に無理やり錠剤を押し込みます。 ぐったりとするパパン。 野次馬と警備員は非現実的なバトルを目前で見せられ、祓い師を信用し、彼に吸/血/鬼親子の処理を任せます。
んで、彼の部屋(?)に連れられた哀れな親子。 しばらくして目を覚ましたパパンが祓い師に詰め寄ります。 「いくら祓い師と言えど、害のない方まで葬るようなむごいことはしませんよw」という祓い師。「むしろ、力のある魔族は下位の劣族の抑制にもなりますから、こちらとしてもタヒなれては困るんです。」
首をかしげるパパン。 「いや、実は今巷で鳥/イ/ン/フ/ルが変化して蝙蝠に広まり、各地で蝙蝠の死骸の山ができるという異常事態が起こりまして。」「で、蝙蝠を媒体にあなたがたにも感染しているという状態が頻発しているのです。」
では、この身体の異常はそのイン/フルとやらが原因であるのか?と尋ねるパパン。 ええ、ですから私共は様々な街に派遣されて、その地で薬を配布しているのです。とつけ加える祓い師。
「それにしても、良い息子さんをお持ちですね。」「彼、ずっと蝙蝠傘を大事そうに握りしめて、今でもうわ言であなたの名前を呼び続けてるんですよ。」
それを聞いてきゅんとしちゃうパパン。 いつも厳しく接しているから嫌われてるかと思ったのに、そんなに想われていただなんて…と、親子丼フラグがたったところで目が覚めました。

うーん、めでたいっていうか、どうなってんだ俺の思考回路は。 さっすが夢、なんかよくわかんない設定な上にわけわかんない展開だね!! っていうか結局にゃんにゃんさせたかっただけかよ!!自重しろよマジで!!!!!
ハ/ロウ/ィンが原因…なの…か?
ま、それはともかく、きゅー●●●ちゃんコンビは大好きです。(/尾/の/狐・/血/鬼)