企画物 〜5/31迄
自分用キャラメモまとめ
Garden eel
『吾を滅ぼしに来たのであろう? 人の子よ―』
- 【渓谷の主】
- 古来より深い地の底で人の歴史を見続けてきた者。
- 超巨大な”リクウナギ”の一種であり、人語を解し長い年月を生きる。
- その堂々とした姿から、古来は”神”として崇められてきた。
- しかしこの個体は最も大きい頭部が奇形で人の形を取ってしまい、
- その事が当人の強い劣等感に結びついてしまっている。
- 結果、渓谷に住まう主としては”いささか覇気が足らぬ”性格に育ってしまい
- 其れが幼かった当時は村全体で手厚く保護されていたようだ。
- 本来は彼の縄張りである付近地域の巡視も大きな役割だったが、
- かく理由で村の者達が気を回し、「渓谷の警備のみ」に役割を制限。
- ―善意によるひきこもりの誕生である。
- ところが、月日が流れる内に村が急速に近代化を遂げ、
- 古い風習が殆ど失われてしまうと、主はたちまち「得体の知れぬ化け物」
- というレッテルを貼られてしまう。
- そもそも万年ひきこもりなので滅多に人前に姿を現さないが、
- 極めて温厚な性格である為、知識を得ようと近づいた人間や風習を知る
- 者には姿を現して手を貸すこともあるという。