こんな乙女ゲーは嫌だ

吹っ飛んだデータを記憶の中から再摘出。



【ぜっくん編】
「あ… また会ったね! やっぱ運命なんだよこの出逢い!」
「あがったら一緒に食事でもどう?」
(ダブルウリアッ上みたいに腕広げてぱぁって感じで)

▼結構です、間に合ってますので。
▽そうやって何人泣かせてきたんですか、このすけこまし!
▽また専務にどやされますよ〜?

「あれ〜? 最近の子はガードが堅いなぁ…」
「じゃ、気が変わったらいつでも呼んでよ! 自家用ヘリで迎えにいくからさ♪」
(あごに手をあてて軽く目を見開く感じで)


【ぽせぽせ編】
「あ〜あ、会議尽くめで嫌になっちまうぜ…」
「ちょっと二人で抜け出さないか?」
(グラサンスーツで肩を落としてだれてる感じで)

▽チーフが何を言ってるんですか。
▼ちゃんと仕事をしない男(ひと)なんて嫌いです!
▽ご、ご冗談を…(笑)

「フーッ! 手厳しいねぇ〜…」
「たまには先輩の悪乗りにも柔軟に対応しねーとやってけないぞ〜?」
(グラサンを額まであげて走り去るイメージ)


【専務編】
「ご苦労だった。」
「若干厳しい納期だったが、よく間に合わせてくれた。」
(書類をとんとんとまとめながら伏せ目な感じで)

▽あ、ありがとうございます!
▽そんな… 自分ができる事をしたまでです。
▼そういえば、玄関に姪っ子がいらしてましたよ。

「えぇっ?! ぺ、ぺーちゃんが…?」
「ま参ったなぁ…; どうしよう、どうしよう、、、、、」
(立ちあがって頭を抱えてオロオロする感じで)


ここまで書いて主人公ヘ/カ/テさんっぽいなって思ってしまった俺。
パパン(社長)とおじいちゃん(会長)編も考えようと思って力尽きたんだぜ。