夢の舞台はかつての栄光と幻影か その2。



タイトルに深い意味はないよ。 ないと見出しが■になっちゃうから便宜的につけてるだけさね。

ことは動画作成のネタ練りだしから始まった。
一人の、間の抜けたような顔の男が、電車(?)を走らせている。 いや、電車じゃなくてジープの方がいいかもしれない。
やがてジープは運河を渡す長い橋にさしかかる。 すると、後ろから突然非現実的な戦闘機に襲われるのだ。
そこから激しいカーチェイスだの銃撃やミサイルの嵐に見舞われるがジープは神避けをしながら尚も橋をひた進む。
橋の中盤まで差し掛かると諦めたのか戦闘機との距離が若干空いた。 胸をなで下ろしふと運河を見るとアニメチックな恐竜(実は某有名な絵本キャラなのだが…)が水面から顔を一斉に出したところだった。 可愛い…と和んでいると背後からモノホンのT-レックスたんが(半分サイボーグ化)迫ってきていた。 慌ててジープを発進させる男。 「ああ、そういやさっきの可愛い恐竜達もなんか色々改造されてたな…」などと思っていると、突然運河が大きく盛り上がり、やはり改造された、巨大なクジラのような生物に哀れ橋ごと飲み込まれてしまった。

「あっ…」
ふっと現実に引き戻される俺。 バスにのってる間に白昼夢を見た感じらしい。 バスはやがて目的地に到達し、自分は降りてその周辺をぶらぶらしている。
目的地…というか、終点というか。そこは今や現実では改装工事中の某ターミナルと良く似ている…がその点はあまり重要ではないらしい。「はて、なんで自分はバスに乗ったのだったかな…?」
そうだ、思い出した。確か車でモール街に来たのは良いものの、運悪く祭り開催中で人混みが酷く車を走らせることができなくなり、仕方なく手押しで進むことになったが、はたしてモール街は地下にあるので、スロープ状になっている部分で、地上まで出れるルートはあるかと、なぜかショッピングカートを車に見立てながら道を探していたんだっけな。 途中で親戚に会い、話し込んでいるうちに当初の目的を忘れてしまったらしい。気づけばバスにのっており、この空間の歪んだターミナルにいるわけだ。
ターミナルの待ち場所にはそれぞれ、これまた某有名なゲーキャラがおり、これまた何故そこにいるのか独自のストーリーが展開されていたはずだが忘れたからまあよしとする。 問題は某ペットに反逆された、出た当初は名無しだったオッサンな超有名ゲーキャラが、何故か某呪いの音楽と表示と共によくデータが吹っ飛ぶ事で有名なゲームのウィンドウで喋り…隣に配置されてた海賊風のガタイがいいちょっとカマっぽい兄ちゃんと…うん、これ以上はお茶を濁すとするか。 何を考えているんだ俺は。

さて、舞台は最初の白昼夢に戻る。 …ということは俺はあまりのショッキングな映像に気絶したかまた白昼夢を見た事になるのだな。
謎のクジラに喰われた主人公はとある一室に捕らわれていた。黒幕がどういう組織で何が目的かはわからないが、変な戦闘機やサイボーグをつくっている連中だ、とにかくまともではないのだろう。
部屋には主人公と志を同じくする仲間か、はたまた主人公が連れていた大量の観光客かがつかまっていた。 みな口々に一緒に飲み込まれたはずの主人公の姿が見えないという。 はて、そういえばつかまっているはずなのに自由に動けるなと訝しく思った主人公はまじまじと自分の身体をみてショウリョウバッタ(茶色)に変わっている事に気がついた。「こ、この姿ならここから脱出して助けを呼べるかも…?」そう思った主人公もといバッタは、近くに落ちていた針金と葉で安易な竹とんぼをつくり、窓から風にのって飛び出した。(翅を使えよ…)…が、やはり適当につくった竹とんぼは安易に壊れ、バッタは空しく地面にたたきつけられる。 「ああ、体重が軽くて助かった」と思いつつも着地のダメージは大きく、そのまま地面に突っ伏す哀れなバッタ。 …んなところで目が覚めた。

話が支離滅裂になるのはもうお決まりの事だけど、この改装中のバスターミナルは比較的よく夢で見る気がする。
あと良く夢で見るのはバスターミナル周辺の地下と、母校(小学校)と、その通学路と、某橋の先にある不明な建物とその中の不思議アミューズメント空間かな。(どれも3割増しで複雑且多少近代的にアレンジされてたりする) まだあった気がするけどまぁいいや。